■引きこもりの子供の親のためのサポートグループ #12

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ほぼどんな病気にもその病気を持つ患者さん達のサポートグループというものが存在します。そこでは、その病気になった人にしかわかり得ないような気持ちをシェアしたり、有益な情報をあげたりもらったりすることができて、心の支え的な場だと思います。

引きこもりや不登校はどうなんだろう… と、セラピストに聞いたら、「ありますよ」と言うので、参加してみました。自治体の建物の中で主催されていて、州からの資金的な援助があるようでした。

参加者が3人と、何気なくさりげなく場の進行を担当する、役所の方(同じくセラピスト)が1人、の計4人の会でした。「さりげなく」と言うのは、私はこのようなサポートグループに参加するのが2回目なのですが、司会の方は、あくまで黒子的な存在で、基本的に、参加者が気持ちを吐き出したりするのがメイン、というスタンスです。でも、それでいて、本当にさりげなく、必要な時にセラピスト的なアドバイスをちらっとしてあげたりもして、好感が持てました。

他の方達は、どちらの方も、子供はもう既に成人しているようでしたが、子供が何歳になろうと、母親はずっと母親なんだ、という印象。友人は離れて行ったりしても、お母さんだけは離れていかない唯一の存在、というような感じで。

成人しているので、状況的に不登校気味の高校生とは違いはありましたが、病院のシステムの話や医師の対応の話など、興味深い話がありました。

どちらのお母さんも、自分の子供の話をしているときは、半分涙目で、話を聞いてると、あまりの状況のひどさにいたたまれなくなったりするのですが、でも、時々、可笑しいことを言って笑ったりもする。

人間って、どんな状況でも笑えるんだよね…と思った次第です。そう、私たちはどんな状況でも笑わなきゃ…。

以前、江口洋介と松嶋菜々子のドラマ「救命病棟24時」の中で、災害で(確か)何もかも失った50代の男性に江口洋介が「(それでも)人間は倒れたままではいられない」と言ったシーンがあって、「50代だろうが60代だろうが、泣いててもしょうがない。立ち上がって生きていくしかない」と言う意味なのですが、それを思いだしました。

どんなことがあっても、泣いててもしょうがないし、立ち上がって前を向くしかないんだよね、と思った会でした。災害と不登校じゃ、状況がとても違いますけどね…。

話すだけで気が楽になることってあるので、このようなサポートグループの会はもっともっと増えていってほしいと思います。

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