■それは本当に砂糖依存症(アディクション)? #44

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娘との会話が少ない我が家ですが、今日は珍しくちょっと長い会話をしました。

学校の事とかお友達とのこととか、そんな内容だったら私も嬉しいのですが、どんな内容でも、話をしてくれるのは嬉しいです。

会話の内容は「砂糖中毒」又は「砂糖依存症」のことでした。(厳密には中毒と依存症には違いがあると思うのですが、ここではそこは省きます。)

「自分は砂糖中毒だから治療が必要である」と言います。

中毒や依存症となると、それが無いと不安に陥ったり、イライラしたり、とそれに伴う症状が出ます。それを定義とすると、娘がそれにあてはまるかと言われると… あてはまらないと思うのですが、本人が当てはまるのだと主張するのなら、そうですか、と言うしかない。

本当は、今日は学校にセラピストが来る日だったのでセラピストと話すという予定にしてたみたいなのですが、学校の不定期な時間割変更のためにセラピストが来なかったのだそうで、しょうがなく私に喋ったという感じでした。

セラピストや私の叔母は、私と違って、娘の発言を重目に受け止めるので、娘的にはそれなりにそれが心地が良いのでしょうね。私に言っても「はいはい、またか」みたいな反応をされるので、私はあまりそういう「最初に打ち明けたい人」の対象リストに入らないようです。

しいて言えば「最後にしょうがなく打ち明ける相手」みたいな感じです。

砂糖の話をされると、内心「ああ、またか…」と思うのですが、話をしてくれる頻度がとても少ないものだから、話してくれる時は、やってることをストップして真剣に聞きたいです。

砂糖中毒はですね… そのものよりも、そのように思ってしまうその思考のほうに問題があるのだけれど…。

娘がそう言いだしたのは結構前で、そういうわけで、我が家には、シュガーポットや、クッキーを作るためのグラニュー糖だったり全ての砂糖類は処分されて、もう何か月も無いです。ちょっと驚いたことに、砂糖類が無くても生活には大した支障はありません。

私の友達が家に来て、コーヒーを出した際「砂糖もらっていい?あれ?ここにあった砂糖の入れ物は?」「あ、無い。うち砂糖無いんだった~、ごめんね~」みたいな事が一回あったくらいです。

砂糖が体に悪いとわかってはいても、私達はまあ時々甘い物を食べたり、ということを普通にしてるわけですが、自分達を依存症患者とは思ってませんよね。

私は娘の倍くらい砂糖を摂ってるけど(朝にドーナツ食べたりします)、そしてそれを良いとは決して言わないけど、依存症だとも思っていない。

朝からドーナツ… というより朝にドーナツ、時々します…

そして、私の同僚のマリアは、どう見ても私の更に倍くらい甘い物を食べてるけど、彼女も自分を依存症とは思っていない(絶対に)。

そして、私の知り合いの男性は、この同僚のマリアのその更に倍くらいの砂糖を摂っている。この量は私も目が点になるくらいの摂取量だったけど、彼はニコニコしながら、食べたり飲んだりしている。このくらいになると、病気で、彼は糖尿病を患っている。そして、人工甘味料だったら害は無いと信じているのでタチが悪い。(「信じている」というのが一番タチが悪いです!)

結局、この線引きは、各自で違うわけで、目に見えない心理的なものだから難しいです。

結局会話はどのような形で終わったかと言うと、2点のことで終わりました。(物事は3つ以上は無理なので、1つか2つか3つ。ここでは2つ。)

①「いちいち自分を病気にしない」

②「セルフ・ディサプリン(自己規律/自己規制)の練習をしよう」

です。

①は、自分は●●である、と決めつけることによって、自分を病気だからしょうがない、可哀想な自分、駄目な行動を肯定している、と思うのです。私はね。

②は、目の前の事(小さな事)をやれ。与えられた家事(ほんの小さな)をやってないから、まずはそれからやってちょうだい。うちには怒る人がいないので、それは楽なようで楽じゃない。自分で自分を管理してあげないといけないからです。

小さな頃からそれをちゃんと厳しく躾けて来なかったママ(私)も悪いけど、と言うと、その後、「(自分の与えられた家事を)やりたくても、小さな頃からの積み重ねが無いから継続して出来ない」と来た。

そう来るのか…。こうなると攻防戦だ。

「でも、小学生と高校生じゃ、学習能力が違うよね?」

もう過去の親としての自分の未熟さを口に出すのはやめようと思いました。今まで何度か子供に過去のいまいちな育児に対して謝った時があって、それは、でも、子供にとって新しいインプットにもなり得るわけで…。

そういうわけで… 今日の話は少し建設的な感じで平和に終わりましたが。。。

これがいいのか悪いのかは、わかりません。様子見をしていくしかないです。

でも…、まず… それが理由で学校休まないで欲しい…。でも、度合いが目に見えないので難しい。

学校を休む場合、もしかして、血糖値のせい?…と思う所もあります。これは今後の要チェックです。

そして最後に… ③があって。

③は、この近くにある(でも車で1時間の場所!)、摂食障害のティーンのグループミーティングというものに出席してみよう、というものです。

カウンセリングというのが直ぐには見つけられなかったので、それは追って調べたいです。

この③は、本人もそうなのですが、そういう風に切り出された時に親としてどのように対応すべきなのかな… と私も思いまして、私のために、というのも含まれます。

何歳になってもいろいろ出てくるなあ…(苦笑)。

まっ、いっか!

そこで新しい発見があるかもしれません。

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