■アメリカの子供の夏休み #60

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もう六月に入ってしまった! ということはもうすぐ子供は夏休み。大変です。

今年はまだちゃんと予定を立てていません。夏休みまで一週間しかないと言うのに…。

アメリカの学校の夏休みは長いです。9週間もあります。(うちは)

子供がまだ幼児の頃、3月くらいに、知り合いの日本人の方(お子さんは当時小学生)に「もう夏のキャンプは決めた?今から準備しないと間に合わないよ」と言われて「へ?」となったことがあります。

私の娘はまだ幼児でしたし、「キャンプ」と言われると、テント張って外で泊まるあのキャンプを想像してしまって、ピンときませんでした。

でも、小学生になると、もう「へ?」とか言ってられなくなります。小学生というより、キャンプは3,4歳からもうあります。

なにせ、夏休みは2か月もあるのですから、どこかへ毎日行ってもらわないと、頭と体が腐ってしまうでしょう。親がそれ相当のアクティビティを毎日与えてあげられるのならともかく…。

「サマーキャンプ」と言うのは、アクティビティのことです。泊まる必要はないですが、「レジデンシャル・キャンプ」と言って、泊まり込みで参加出来るものもあります。

小学生の夏キャンプ

子供が小さいうちは本当にいろいろあります。市やカウンティ(郡)が提供しているものや、学校や個人、教会等が提供しているもの、非常にさまざまです。

そうそう、ホント、こんな感じ。

市のキャンプ

市やカウンティが提供するキャンプは比較的リーズナブルな費用で参加でき、働く親に向けているので、キャンプ時間の前後(朝早くや夕方まで)もエキストラチャージで預かってくれたり、要するに延長保育です。

市が提供するいわゆるテントを張って外で泊まるキャンプに一度参加させたことがあります。4泊5日のキャンプなので、下着のパンツを一応5枚持たせたら、4枚はかれずに帰ってきました。帰って来た時は、そのままホームレスになれそうなルックスになって帰って来たので、笑えました。顔もボロボロだった。ちょっと精神年齢が若すぎて、セルフケアが出来なかったと思われます。チームリーダーがお姉さんじゃなくお兄さんだった、ということもあります。プールに一回入ったとのことで、だから下着がマイナス①なんだ…(笑)みたいな。

市のスポーツセンターのキャンプもリーズナブルです。

私立の学校が提供しているキャンプは、一週間に最低$400~$500くらいします。そして時間も午後の2時か3時で終わるので、働いている親にとってはちょっと難しくて(お迎えが)、私立の学校のデイキャンプに行くのは、主に、お金に余裕があって、お母さんが働いていないか、ちょっとしか働いていない家庭向け、というイメージです。

子供も、小さい頃は、親が決めたキャンプに、文句も言わず参加します。が、段々大きくなると、あれは嫌だ、これは嫌だ、と言い出して(正常に発達している証拠でしょう)、親もだんだんキャンプ選びに苦労するようになります。

そして、中学生頃になると、だんだん選択肢が少なくなって、そして段々高い費用のキャンプに傾倒していかざるを得ない、というか…。

アートクラフト等は、比較的どこにでもありますが、最近の傾向は、やっぱりテクノロジー系、プログラミング系です。

プログラミング系は小学校の低学年からあります。

一度、デジタルコミックを作るキャンプかなんかに参加したら、娘以外全員男子で、文句も言わず一週間毎日行きましたが、「もういい」と言って終わりました。

娘が小学校の低学年の時にYMCAのキャンプにひと夏(と言っても、3週間くらい)参加したことがありますが、YMCAのキャンプはどこにでも徒歩で出かけて行って、流石のおとなしい娘も「歩きすぎて来年は嫌だ」と言ってきました。毎日歩きに行ってるみたい、と。

そして、映画館に映画を観に連れてってもくれたのですが、我が娘は映画館が嫌いで映画館で映画を観るのが苦痛だったので、途中で泣き出してスタッフを困らせたようです。ちなみに、泣いた理由は映画の内容が怖い、ということでしたが、普通のディズニー映画で、泣くような内容じゃなかったです。スタッフのお姉さんが一対一で面倒を見て下さったようで、感謝しています。

更には、YMCAで一日に二回プールに行くので、2回目は濡れた水着を着たり、濡れたタオルを使ったりしたようで、YMCAはそれが最初で最後でした。YMCAの名誉のために言っておきますが、これは娘の場合なだけで、YMCAのキャンプそれ自体は値段も手ごろで(当時一週間で、$150くらいだったような気がします)内容もスタッフもちゃんとしてて、延長保育もしてくれて、私はいいと思います。

日本の学校での体験入学

アメリカで夏休みでも、日本ではまだまだ学校があるので、日本の学校に入れてもらうというオプションもあります。うちは、小学校の一年と三年の時に各2週間日本の小学校に行きました。これは、でも、家族や親類の協力なしにはできなかったです。他の人の話を聞いたりしても、日本では割とどこの小学校でもすんなり受け入れはしてくれる印象です。校長先生次第、という印象もあります。

実際には、事前の打ち合わせや、送迎等など、結構な労力を要します。今思えば、よくやったな~と思います。渦中にいると、あまりそういった感も無いのすが、お土産を考えたり、御礼を考えたり、日本人的にいろいろあります。子供も結構なストレスだったと思いますが得る物も大きかった…と思いたいです。

中高生の夏キャンプ

中高生になると、小さな子供のお世話係としてのボランティア色が強いポジションでキャンプに参加したりします。リーダーシップを鍛える、みたいな感じです。

また、近隣の大学内で提供されているキャンプも視野に入ってくるのですが、これは、一週間に$2000位するキャンプも珍しくありません。家からちょっと距離がある場合が多いので、夏の間空いている大学内の寮に泊まれるケースもあります。

去年は、娘がいきなり「この中国に行く高校生用のツアーに参加したい」と言ってきて、それは学校のセラピストや家族の反対もあり、却下となりました。

でも、そのように、海外に行く選択肢もあります。その際は、費用は大体、4~6週間で、$7000前後、という感じです。

その他に、近くのコミカレでサマーの授業を取る、というのも有りです。コミカレで夏に取った授業の単位が高校で使えたりするので、その分高校で他の科目を取れる結果になります。又、高校で取れなかった授業をコミカレで補う、という方法もあります。去年は、娘が近くのコミカレで4週間のアートのクラスを取って、それを高校のアートのクラスに充当しました。

難を言えば、コミカレのサマーコースは、6週間か8週間なので、それだとあまりに夏休みいっぱいいっぱいで、つまらない、というか、他の事が何も出来ない感じになってしまいます。娘が取った4週間のコースは本当に珍しい短いコースです。

高校生になると、アルバイトをしたり、インターンシップとかも出来るようになります。車の運転を始める子もいますので、そうなるともう「キャンプ」という感じではなくなります。

夏のキャンプは本当にお金がかかりますが、子供たちは大きくなるにつれ、今年の夏は何しよう!というワクワク感があるので、有意義であるとも言えます。

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