■レジリエンス:心理的と物理的 #55

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以前から、我が子はレジリエンスが足りないんじゃないか…というか、そういう点に少し欠けているんじゃないか…と少なからず思っていたので、いつかはちょっと話してみたいなあ、と思っていました。

レジリエンスとは、苦境や困難に対応できる能力、とか、対応力とか、立ち直り力、とか言う意味で使われます。

良くも悪くも楽天的な性格の人は、悲観的は人よりは有利なわけですが、困難にぶつかった場合は、多くの場合、物事の処理能力も必要になるので、楽天的にほったらかし(現実逃避)と悲観的に現実主義(悲観的だが対応はこなす)のどちらがいいかと問われたら、社会的には悲観的でも現実的に物事をこなせる人の方に軍配は上がります。

でも、一般的に考えて、悲観的を良しとする傾向はないわけで、それでは、一番の良いとこ取りとなるためには、楽天的かつ現実主義となります。

勿論、先天的な性格や、個人の能力、又は、経験値によって差があるのですが、学習によって体得することも可能です。(ここでの学習とは机に座って勉強するという意味ではありません。)

どのような学習か、というと、子供の場合は、成功体験を出来るだけ多く持たせてあげることです。でも、子供があまり成功してる機会がある感じではない場合。

そういう場合は、疑似成功体験でも可、と信じています。

娘が5年生の時の卒業式の日、卒業式の前に、クラスで先生が、読書した本の量が多かった子から順々に名前を呼んでちょっとした賞状を渡してくれました。賞状は最下位の子まで全員にありました。

我が娘は、読むには読むけど、自分の本当に気に入った本「しか」読まないので、担任の先生がお勧めするような推薦図書に全く興味が無く、まあ、どちらかと言うと、最下位の方に近い方だろうね~、と、私は、内心、小さな溜息をついていました。

そしたら、私の娘より更に最下位に近い子が何人かいて、その最後の子の名前が呼ばれたら、その子のお母さんが私の横で、もう満面の笑みで、讃えてるではありませんか。

そして、その最下位の子もまた満面の笑みでもらった最下位の賞状を持って、お母さんに手を振っているではありませんか。

私は「え、ええ~っ?!」とちょっとウケたと同時に、そういう風に、どんな順位だろうと満面の笑みで讃えてあげられなかった自分を反省しました。

その子の最下位が成功でないことは、わかってても、読んだには読んだんだし、無事五年生(小学校の最高学年)を終えられたわけだし、それって成功じゃないですか。それをちゃんと褒めて成功体験に変えてあげられるのは、周りの大人しかいませんよね。

そういうのを数多く、持たせてあげられたらいいと思います。

あと、心のよりどころになれる、自分をちゃんと理解して守ってくれる大人が1人いること。何人もいなくても良くて(別に複数人いたらいたで良いでしょう)、誰かたった1人でも良くて、そしてそれは肉親でなくても、家庭外でも良いようです。何年も前に読んだか聞いたかした内容で、ソースは今となっては記憶にありません。悪しからず…。

こんな感じに生きてってくれたらいいなあ。

さて、レジリエンス…。

娘に、「レジリエンスって言葉知ってる?」と聞いたところ「知ってるよ。ジャケットでしょ?」と言います。

「え?ジャケット?」と私の方が逆に質問しました。

「そう、しわになりにくいジャケットは、レジリエント、とかね、言うの。この間、英語の単語のテストに出たの。例文がそれだったよ。」と。

へえ~、そうなんだ~。使ったことなかった。

例文は、「This jacket is highly resilient.」だったそうです。

てっきり、そういう心理的なことに使うのがメインの言葉だと思っていました。

材質とかにも普通に使うのね~。逆に教わっちゃった…。

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