■ソースが主役の食事 #135

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「ワインが主役の料理だってあっていいと思うんです。」でしたっけ?「ワインに料理を合わせてくるべきなんです」でしたっけ?

「グランメゾン東京」のドラマの中で、グランメゾン東京のソムリエの人がそのような感じの事を言っていました。

それをこの1月あたりよく思い出します。クリスマスイブに某ご家庭でディナーをご馳走になってからです。

メインディッシュの食材以上に、主役感を出していたのが、タイトルにもあるように、ソースだったのです。

前置き

クリスマスイブの当日に、娘が某ご家庭にディナーに招待されました。最初は、急だったこともあって、どうしようかな、と言っていたのですが、結局行くことになりました。

学校の課題で出た「華麗なるギャツビー」の影響がこんな所で出ようとは…。(苦笑)「そういう展開は映画じゃないんだから期待しないようにね」「わかってるよ~」の会話がありました。

私は、盆暮れ正月関係ない看護職なので、ディナーの時間は仕事中で(というか、そもそも招待されてませんしね!!)、娘を仕事帰りに迎えに行く、ということで話がまとまりました。

が、しかし!

このご時世、グーグルマップさえあればどこへでも行けると思ったら大間違い、この森の中の豪邸は、グーグルマップの管理下にないらしい!

グーグルマップによると、広がった森の中(何もない空間!)に印でハイここ、みたいな。

道は?! 道が表示されていないじゃないか!

電話しても出ない(盛り上がってるんでしょうか…)。でも、さすがVerizon。こんなすごい森の中でも電波あるんだ!

森の中で暗くて、道がどこにあるのかさえわからない。

これ、マジで… 到着できない。

と思ったら、通り過ぎるSUV一台。私をチラッと見たけど行っちゃった。

と思ったら。戻って来ました。

「どこの家を探しているの?」と聞かれたので、住所を答えると「それはそこを曲がってその先をずっと行って突き当りよ。と教えてくれました。

「もしかして、わざわざ戻って来てくれたの?」と聞くと「そうよ、こんな所で車が停まっていたら、迷ってる以外ないものね」と…。あぁ、神だ。ありがとう…。

その方の助けでようやく到着したのが「この時間には着けるから」と娘に言った20分後。ホント参った。

さて、娘を拾って、さっさと帰ろう、と思いきや、「食事の用意があるから」と…。

入って食事、は想定外…。

病院からの帰りのばい菌だらけのスクラブだし、ちょっと遠慮します。と言ったところ、「何を言ってるの?全く構わないよ」とその家のご主人が。。。。

いやいやいや、家だけでなく、心も広いお方らしい。

せめて、靴だけでも、とシューズを脱いで家の中に入れていただいて、全員ディナーが終わってるディナーテーブルに座りました。

ここからディナー

前置きが長すぎましたが、このお宅のクリスマスイブのディナーは、サーモンでした。とてもお金持ちらしく、家も豪邸ですが、食事は意外に質素でした。

サーモンステーキに、マッシュポテトとアスパラ。

娘に後で聞いたら、テーブルロールとかも無かったよ、別に全然構わないけどね、とのこと。きっと、その後のデザートがあったから(ケーキ)、カーブをセーブしたとか?と娘が。

我が家では、サーモンは、サーモンステーキと言うより、「鮭(しゃけ)」的に食べるので、こういう形で食べるサーモンは久しぶりでした。

鮭的に食べると「はいこれは明日のおにぎりの分ね~」となったりして、雰囲気がまるで違います。

そのサーモンの柔らかいことよ。超美味い。

そして、シンプルなマッシュポテトも美味しかった。私はマッシュポテトを美味しく作れないので、それを伝えると「こんなマッシュポテトを褒められてもねえ… ごく普通のマッシュポテトだし… 苦笑」みたいな反応でした。私は単純に旨いとお伝えしたのですが。

そしてソース

前置きが本当に長くなりましたが、ソースの事。

サーモンが柔らかくて美味しかったけど、その下に敷かれていたソースが、とても美味しくて、サーモン褒めてる場合じゃない感じ。

「このソース。何これ。本当に美味しい。メインディッシュと同じ位置」と言うと、私の周りに親切に座ってご相伴をしてくださっていた家族のメンバーが急に「そうでしょう?!美味しいでしょう?!そうなのよ。このソースなのよ。今日の主役は。これはね、この子が作ったの」と甥っ子さんを指さしました。

その甥っ子さんが、照れ臭そうに「僕でーす」って感じで、手を挙げてて…。笑

シンプルなマッシュポテトも、ただの蒸したアスパラも、このソースの恩恵を受けて、なんとも美味しい一皿だったのです。

聞きましたところ、このソースは、「Beurre blanc」と言う私には発音不可能なソースでした。フランス語だそうです。

Beurre blancというのは、英語で、white butterと言う意味だそうです。材料は、バター+ビネガー+白ワインというシンプルなものだそうですが、きっと、私がやっても同じようには出来ないしょう。

写真を撮らなかったのが残念ですが、似たような写真があったので、雰囲気がわかるように一応載せてみたいと思います。

ソースの色やテキスチャーはこんな感じ。実際のソースは、パセリとか入ってなくてシンプルな薄黄色でした。

その後、マッシュポテトの作り方の話になりました。このお宅の奥様のお義母さんは、茹でたポテトの水を切って鍋にじゃが芋を戻したら、その鍋の上に水分を吸収するタオル(食材用)をかけるのだそうです。そうすると、その後の酢などの吸収が良くなる、とか…。

帰りの車の中で、一緒に乗せてきたご近所の方に「かけた布巾が水分を吸うまで、ってどれくらいの時間なんだろうね?!」と言うと「鍋にじゃが芋戻して、弱火で水分飛ばすでしょ?同じ事よ。いちいち布きんなんてかけてられるかっての。」と言って笑いました。確かに…。笑

そんな発言ができるのは、このご近所の方が、そこんちの実母だからなんですが…。

デザートは、ブッシュ・ド・ノエルだったようです。

華麗なるギャツビー的な何等かの展開を心のどこかで期待していた我が娘は、結局、滞在中の何時間か、ずーっと、7歳の男の子のお相手をしていたようです。笑

そっちか~、って感じ。ベビーシッター役でしたか。笑

小さい子どもがその7歳児だけだったので、(10歳のお姉ちゃんは、大人のお姉さん方の方へ)相手をしてくれる我が娘にべったりくっついていたようです。

image: christmas eve by 7 years old boy

この7歳児は今、「青の時代」なんだそうです。青い色に凝っていて、ほとんど青しか使わないんだって。

真ん中の頭に触覚みたいのを描かれているのが、我が娘。触覚じゃなくて「髪」なんだそうです。笑

そして、その横のピンクの人が、「その場に存在しない、まだ見たことがない、これから娘を迎えに来るであろう母(私)」だそうです。凄いなあ!この全部青の中で、想像の箇所だけ色が違う、っていう!

ちょっと感動さえ覚えた絵だったので、この絵は、マグカップに印刷して差し上げました。

その子のお父さんが「今のうちの子はまるでピカソだな(青の時代)」と言って目を細めていました。

でも、ピカソの青の時代って、ピカソが当時、青しか絵の具を買えるお金が無かったからじゃなかったでしたっけ?

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