最近、ザクロを貰う機会が何度かあって、有難く美味しくいただいています。ザクロは英語でポメグラネイト、スペイン語ではグラナダと言います。最後に「a」が来る女性形の単語なので、頭に「la」が付きます。スペイン語の学習サイトにもちょっと載せてますので、そちらも併せて読んでいただけたら嬉しいです。
この度、せっかくの機会なので、ザクロの栄養価をチェックしてみたいと思いました。
頂いたザクロは比較的小ぶりで、重さが200gちょっとのものでした。通常は、ナイフでちょっと切り目を入れてから手で割って中の実をほぐして取り出します。
一見、面倒くさそうでとても時間がかかる作業に思えますが、今回、2つ目のザクロの解体作業をする際、時間を計ってみました。
サイズは、直径が大体8㎝、重さが200gちょっとの小ぶりのものでしたが、中の実を全て取り出すのに12分を要しました。思ったよりかかってなかったです(苦笑)。時間がかかるイメージですなんですよね!イメージ!
ザクロの栄養価(282g 1個分)
写真の小ぶりのザクロは200gちょっとの重さなので、下記栄養価よりも、少な目になります。
カップに移したら、丁度、1カップ分の量になりました。
水分 (H2O) 220 g
カロリー (energy) 234 kcal
たんぱく質 (protein) 4.7 g
糖質 (carb) 52.7 g
繊維質 (fiber) 11.3 g
脂肪分 (fat) 3.3 g
コレステロール (Chol) 0 none
カルシウム (Ca) 28 mg
マグネシウム (Mg) 33.8 g
カリウム (K/potassium) 665.5 mg — バナナの1.5倍
塩分 (Na/sodium) 8.5 mg
亜鉛分 (Zinc) 0.99 mg
ビタミンA 0 none
ビタミンE 1.69 mg
ビタミンC 28.8 mg
葉酸 (folate) 107.2 micro-g — 一日の推奨摂取量の50%
(Whiteney & Rolfes, 2016)
ザクロの栄養価の中で、他の果物と比べて顕著に多いものは葉酸です。葉酸は、正常な赤血球の形成に必要な栄養素で、不足すると、貧血や疲労につながります。また、妊娠初期の段階における胎児の神経組織の形成・発達に重要な役割を担います。
一日の推奨摂取量は、成人男女で約200~240 micro-gramですので、ザクロ一個分ではその半分にあたります。
スプーンですくってぱくぱく食べたら結構すぐになくなってしまいます!そのまま食べるのが一番美味しいかもしれませんね!
Reference
Whitney, E., & Rolfes, S. R. (2016). Understanding nutrition. (14th ed.). Cengage Learning.