■ストレスの測り方 #25

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ストレスは目に見えないので、ついつい人は頑張ってしまう。そして頑張りすぎて不調になったりしてしまいます。

精神的ストレスが身体に及ぼす悪影響は、科学的にも証明されていて、ちょっと可哀想な話ですが、実験で3時間ストレスを与えられたネズミは、もうその3時間だけで胃に潰瘍が出来てしまうのだそうです。

ストレスを感じる「しきい値」は、勿論人によって高低差があって、さらにそのしきい値は、同一人物内においても年齢や置かれた状況で変化します。痛みを感じるしきい値の変化と同じコンセプトです。

ストレスの全く無い世界は死後、と言われるように、生きている上で多少のストレスは誰にもあって、それは通常はポジティブな方向に働きかけてくれるストレスです。でも、それが度を超すとネガティブな方向に行ってしまう。。。付き合いが難しいものです。

人は、どのように自分のストレスを測れるのでしょうか。

私は、自分がストレスを抱えている時は、必ず同じ類の夢を見ます。

それは、車を運転しているけどブレーキが効かなかったり(これは非常に怖いです!)、路肩にどんどん落ちていきそうになってたり、いずれもちゃんと運転できていない状態です。

他には、学校に遅刻する夢。さらには教科書を忘れて。

教科書を忘れたあの感覚、わかりますか?「あ…! どうしよう…!」っていうあの焦りの感覚。

私は高校入試の時、定規を忘れて(何故か必要だった)、超焦りました。ああいう感覚とか。

自分がストレスを抱えている時は、こういう夢を必ず見ます。そうすると、単純に(ほんと単純です!)「あ、自分は今そういう精神状態なんだ」と客観的に認識することができます。

そして、そのストレスをどうやって軽減するかと言うと、またこれも単純と言えば単純ですが、「まずは一個ずつ…」と自分に言う。

目の前にあることを一個ずつ片付けるのみ…。

ある意味これ以外ないですしね。

余談ですが、子供が小学校の中学年の頃、子供に「ね、ストレスってある?」と聞いたら「ストレス?ストレスって何?」と逆に聞かれて、ちょっとホッとしたことがあります。でも、そこでホッとしては駄目で、子供は単に自分の置かれている状況を客観視できないというだけで、大人以上にストレスを抱えている場合もある… だからなおさら守らなければいけないのですが、当時を思い出してみると、文句を言わない子供に対して、親は甘えていたなあ、と思います。

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