■ポイズン・オークの見分け方
■アメリカでの分布図
(ポイズン・オーク、ポイズン・アイビー、ポイズン・スマック)
■アレルギーの原因
「ポイズン・オークにやられた」とか言うと、普通は「ええええ~っ!大丈夫だったの?!」となります。
なりますが、散策に出歩き、どれがポイズン・オーク?と聞かれると「え?」となる人も多いかと思います。
実際私も、人に「これがポイズン・オークだよ」と言われて撮った写真を他の人に見せたら「え、これ違うでしょ」と言われてしまいました。そうなったら何を信じたら良いのか…と思いました。
さて、今朝は、病院の経営難の為、仕事が休みだったので、早朝から子供に叩き起こされ、外に散策に出掛けました。「せめて日の出の時間にして…」と言ったら「日の出の時間はもう明るすぎる」とのこと。確かにネ…。
散策に行った先で、子供が「これ、ポイズン・オークだから気を付けて」と言ったので、「ええっ!」とジャンプしそうになりました。
でも、子供曰く「でも、ちゃんとカットバック(cut back/刈られてる)されてるようだから大丈夫ね」とのこと。歩く人の身体にポイズン・オークが触らないように、出っ張った葉っぱなどが無いように刈られています。
■ポイズン・オークの見分け方
ポイズン・オークを見分ける方法は、キーワードです。だそうです。子供曰く。学校(小学校)でいろいろ学んで来るなあ~。
赤が混じった三つの葉っぱ。
子供が小学校のフィールド・トリップで教わったのは、
“Three leaves let it be.”
なんですと。
葉っぱが三つあったら、stay awayってことですね。
■アメリカでの分布図(ポイズン・オーク、ポイズン・アイビー、ポイズン・スマック)
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)のウェブサイトに、アメリカ国内のポイズン・オーク等の分布図が、色付きでわかりやすく載っています。
(上記のリンクアドレス:https://www.cdc.gov/niosh/topics/plants/geographic.html)
ポイズン・オークが見られる地域は、西海岸及び、南部です。興味のある方は覗いてみてください。
この地図によると、アメリカ中、ほぼどこに行っても、3種類のうちのどれか一つがあるようだ、ということですね。
■アレルギーの原因
葉っぱについているオイル分がアレルギーの原因で、その油分の名前は「urushiol」オイル。
urushi + -ol ということで、明らかに日本語から来た単語ですね!
-olというsuffix は、オイル成分を表すもので、ウルシ油、という感じでしょうか。
本当に油分があるのか、ちょっと葉っぱに触ってみたい気もしたけど… いかんいかん、触ると、人によっては、全身の発疹がすごいことになるようですよ! 怖いコワい!
Reference
Centers for Disease Control and Prevention [CDC]. (2018). Poisonous plants: geographic distribution. Retrieved from: https://www.cdc.gov/niosh/topics/plants/geographic.html