摂食障害のサポートグループに再び行って参りました。
渋滞もなく、お天気も良く、とてもいいドライブ日和でした。娘は、普段、私と出かけるのは面倒以外の何物でもないので、それだけでもポジティブで実りある時間なのでした。
感想及び結論から先に言うと、私はどうやら、今回のファシリテーター(先導してくれるセラピスト)の反感を買ってしまったようです。出禁かな~(苦笑)。
先日のサポートグループの時も書きましたが、マリアとその隣に座っていたブリアナ。新しい顔ぶれもあったのもあって、いつものように(多分)軽い自己紹介と軽い状況紹介を一人づつ… と思いきや、もう既に涙モードのスイッチ入りました。
どうやら、私の勘違いで、マリアが摂食障害の人の母で、ブリアナはその姉のようでした。というわけで、マリアとブリアナは母娘でした。
マリアは「摂食障害の娘(家にいて出てこない)のせいで」パニックアタックで苦しみ、姉もまた「姉のせいで」胸が痛くて(心臓、という意味)苦しんだ、とのこと。姉は、自分の家族(息子と夫)の世話もそういうわけでままならない、と。
そして、摂食障害のせいで、娘(姉)は、死んでしまう、と四六時中言っていて、精神的に参っている、とのこと。
ずっと泣いてる… そして、周りの皆も同情的にうなずき、ファシリテーターも、「そうよね、そうよね、それは苦しいいでしょう」と言っている。
私は… 単に苛ついた!
同情しないわけではありません。Compassion も Empathy もある。
しかしながら、先週から全く前進せず、同じ場所で同じようにメソメソ泣いているって何なんだ?!という気持ち。
あんまり「姉がこのままじゃ死んじゃう」を繰り返すので、「とりあえず、毎日バイタルを取ったらいいんじゃないですか?」と提案しました。
そしたら、ファシリテーターに「そういうメディカルアドバイスはやめて欲しい」と言われました。
バイタルを取る、という言い方がメディカルと取られたのかもしれませんが、家で家族の血圧を測ることがそれほどに、メディカルアドバイスの領域なんでしょうか!
熱があったら体温計で熱を測るように、糖尿があったら家で自分で血糖値を毎日測るように、血圧測ったり、脈を測ったり、ごく普通のセルフケアじゃないでしょうか。
そして、それを家族だって学ぶべきだ。
救急車を呼ばないといけないかも、とか言っているなら、せめて、毎日バイタル取って、ベースラインを知るべきだ。
と言ったら、母のマリアが急に泣くのをやめて「昨日はね、上が99で下が47だったの」と。ほらね?貴方は血圧を測って記録する能力がちゃんとある。それを毎日、可能なら同じ時間にちゃんと記録することで一歩前進できるのです。
毎日毎日、人のせいにして、いつまでもメソメソめそめそ泣いてるな~! と言いたい。
きっと、貴方方家族は、来週も再来週も同じように、この場の同情的な空気の中でメソメソ泣いているんだろう。
ファシリテーターもファシリテーターだ。そうやって、泣かせておいたままでお開きなんて。
もっと前進させてあげてほしいです。
ここはセラピーじゃなくて、サポートグループなので、単に吐き出す場所なのかもしれませんが、だったら、セラピーに来いと言ってあげるとか…。もっと有益なアドバイスをしてあげたらいいのに…。
終わった後、娘が「ママの方は、どうだった?」と珍しく質問してきました。
「おお、聞いて下さいますか。ママの方はね、ちょっと今日のファシリテーターと合わなかったかな~」と言うと、「私のほうも」とのこと。「名札にPhDって書いてはあったんだけど…」って。「え、こっちも~!」
PhDって何なんだろうね~。二人ここで同意でした~。
とりあえずお腹空いたよね。何か食べようよ。と、ベーグル屋さんに寄ってランチにしましたが、普段は私と外食なんて一切しないので、とても嬉しい。そういう意味では、来週も出来れば来たいなあ。でも、やっぱり出禁かな~(笑)。