■挫折の繰り返し
■独学か学校か
■やっぱりこれ
■挫折の繰り返し
その国に何年いても、勉強しないことには語学の上達はありません。私は元から勘が良くないので、それこそ駄目です。
以前、道でふと会った80代の日本人のお婆さんとちょっと話をしたことがありますが、「アメリカに50年いるけど勉強しないと英語は50年いても上達しないよ」と言っていました。
激しく同意…。本当にそうです。
喋らなくても生活は可能です。スーパー(グロセリーストア)のスモールトークが苦手でも、昨今は、セルフ・チェックアウトがありますし!
でもしょうがないです。必要に迫られて、スペイン語を習得しないといけません。
独学だと、何から手をつけていいかわからないくて難しいので、近くのコミカレで取ろうと思ったことも、アダルトスク―ルに行ってみたこともありますが、どちらも挫折。
本も数冊、CDも数枚ありますが、どれも頭に入ってこないし、全く活用されてません。
そうこうするうちに、幼稚園から学校でスペイン語のクラスが毎日あるうちの娘の方が全然わかってる様子(当たり前と言えば当たり前)。
アメリカの幼稚園は日本の小学校一年みたいな感じで、小学校内にあります。そして卒業は5年生。(地域によっても違います)
幼稚園から小学校のうちは、スペイン語と言っても、遊び要素が多く、メキシコの文化などを主に授業で紹介してくれる感じです。単語もフレーズも遊びながら、という感じで、ストレスがある感じの授業じゃない様子です。
本格的にスペイン語の授業が始まるのは中学生からで、中学~高校とある程度まで進んでスペイン語を取ると、大学の単位として認められる、という感じです。
以前は、本を見たり、CDをテキトウに聞いてたりもしましたが(頭に入って来ない)、娘に「基礎をきちんとやらないと伸びないよ」と言われ、これまた激しく同意。その通りですよね。
というわけで、地域に一つはあるコミュニティカレッジ(コミカレ)で、やっぱりクラスを取ろうと思い、サインアップして一度行きましたが、最初の2週目くらいで挫折。
全ての語学クラスは5単位です。週に2~3日の授業を5時間。プラス、ラボがあります。
仕事帰りに行ったので、行けない日があって、それ以外の理由もあって途中でドロップしました。
クラスは、生涯教育も兼ねているので、クラスにはいろんな年齢の人がいます。
一般的に、語学はどれも5単位で、4年制大学の進学に必要なので、やっぱり若い子が多いですが、どう見てもスペイン語が話せる子も多い感じでした。
要するに、easy 5 units なんです。多くの生徒は既に話せるか、読み書きができるか、中高でちょっとかじってるかで、そういう意味では、比較的簡単に成績もAを取れます。(決してみんながそうだとは限りません!)5単位xA は、学生さんに取っては大きいです。
しかし、これに関しては、私も同じ穴のムジナです。BSN(四年制の看護プログラム)を終わって卒業する時、語学が3学期分残ってるよ、と言われ、「え、マジでっ⁈」とびっくりして、しょうがなく日本語のチャレンジテストでパスして単位をカバーしているので…。
入る時は1学期分で良かったのに、出る時は3学期分必要って、何それ⁈って感じです。
話がそれましたが、早い話がコミカレは一度ドロップしています。
そして地域のアダルトスクールのスペイン語クラス。
これは、習いたい人がほどんどいつもいなくて、いつもキャンセルになってしまいます。多分これからも開催は難しいものと思われます。
■独学か学校か
独学は、前述のとおり、基礎が抜けてしまいます。テキトウになってしまいます。
やっぱり学校に行った方が良い。
しかし…
いくらコミカレが安いからと言って、5単位x$50/単位 = $250
プラス諸経費(駐車場代、ヘルスセンター費、なんとか費、etc.) 、そして、教科書がめっちゃ高くて、$250+α します。学校のブックストアで$250。アマゾンだともっと高くて(何故⁈)$270+α しました。
合計で約$550くらい。痛い…。
うーーーーーむ。
それに、私は、今、1教科ずつではあるけど、3つ目の看護プログラムに入っているのであった…
というわけで、、、、、、苦渋の決断で… やっぱり独学。少なくとも今は。
■勉強法はこれ
学校でクラスを取らないとなると、コツコツやるしかないです。
どんな勉強法でも、コツコツ毎日やってたら何かそれなりに上達する筈なのですが、毎日コツコツが難しい。
学校に通う利点は、テストを強要してもらえること、かもしれません。
テストが無いと勉強なんてしませんね。
インデックスカード(フラッシュカード)
私は常にフラッシュカードを作成する派です。でもこれは人それぞれです。娘はフラッシュカードを一切使いません。私は通勤時間が長いので、その時間を使いたいこともあってやっぱりフラッシュカードです。(ちなにみ娘は、書いた物(ノートとか本とか)を、ジーっと黙視して終わりです)
その日言えなかったフレーズをフラッシュカードに
言えなかった事というか、言えたことが数えられるくらいのレベルなので、限りなく抜粋!って感じです。
YouTubeでスペイン語放送
YouTubeでいざ探そうとすると、ジャングルの森の中に迷い込んだようで、何がなんだかさっぱりわからなくなります。
というわけで、私の最近のお勧めはこの二つ。患者さんに教えてもらいました。
① テレムンド (Telemundo) - ニュース番組
これは、YouTubeのサイトで「Telemundo」で検索するといっぱい出てきます。
YouTubeでは、設定マーク(歯車みたいな形の)をクリックすると、スペイン語字幕が出ますので、出して一緒に見て下さい。
ポイントは、スペイン語を聞きながらスペイン語を読む、です。
日本語とか英語とかそういう言語のミックスではなく、同じ言語を聞いて読む、です。
② Once TV Mexico - 様々なジャンル
ウェブサイト:https://canalonce.mx/vod/video/del-mundo-al-plato-episodio-1-libano/
On Demand で、アマゾンプライムみたいな並び方で、ずらずら出ますが、これ基本的にはYouTubeです。メンバー登録とかも不要です。
私は、カテゴリーから「料理(キッチン)」という意味の「Cocina」をとりあえず選んで見てみました。
歴史、歌、等いろいろなカテゴリーがあるので、選んでみて下さい。
挫折したスペイン語のドラマ
スペイン語版、「アグリー・ベティ(Ugly Betty)」。スペイン語では、「Yo soy Betty, la fea」です。
YouTubeでも何個も出てきますが、見ても見ても、設定でスローにしても(スローモーションにまでゆっくりにすることも可能です)、全然何言ってるかわからず。挫折。
でも、興味のある方は、見てみて下さい。「Yo soy Betty, la fea」でいっぱり出てきます。
設定で字幕を出して、聞いて読む、をしてみて下さい。
その他:英語とスペイン語のバイリンガル絵本
図書館に行くと、子供のセクションに英語とスペイン語のバイリンガル絵本を借りることができます。
子供用だから内容も簡単?と思うかもしれませんが、絵本の訳は、「超訳」というか、感覚で訳されている場合も多く、また、絵本の内容も、我々の実生活から少し離れています。
絵本が駄目というわけでは決してなく、私の語学習得にはいまいちピンと来なかったかな、という感じです。
それでも、前述のとおり、例えば、一ページだけでもそれを毎日読む、とか「毎日コツコツ」が出来れば、それはそれで何かがきっと得られると思うので、一概に否定しているわけでもありません。あくまでも、私の場合、です。
単語は毎日
■ナースの為のとっかかりのスペイン語②「体重はどのくらい?」#125