■半年ぶりの炊飯器 #82

前の炊飯器が壊れた後半年以上、うちには炊飯器が無く、白米も玄米もずっと圧力鍋で炊いてきました。

物をとにかく増やしたくなかったので、買わなくてもこのままでいいかな…という感じで半年間。

こちらのブログでも#9のところで、圧力鍋で、ああでもないこうでもないと語っていまして、皆さん読み流しくらいのレベルで読んで下さったであろうことは承知です。が、それさえも申し訳ないような実際のご飯の出来…時々ですけどね。何故かべちゃべちゃだったり、硬かったり…。

水だったりお湯だったり、浸け時間が長かったり短かかったり、と、こちらに一貫性が無いのもいけなかったのですが、それでも、これがもし炊飯器だったら、その全てを一挙に引き受けてくれる寛容さがあるではないですか。圧力鍋にはそこまでの寛容さは無かった…。

娘のお弁当に、折角、朝の炊き立てを…と思っても「何で今日のはこんなにべちょべちょ?!」となる時もあって、しょうがなく冷凍のご飯を解凍したり…ということもありました。

それでも娘も文句も言わず、半年くらいそうやって、柔らかかったり硬かったりのご飯を食べていたものですが、この夏、日本の親戚宅に何週間もお邪魔して、帰ってきたら「おばちゃんの所のご飯(玄米100%)と美味しさが違いすぎる。お願いだから炊飯器買って」と、ほぼ命令に近いようなお願いをしてきて… しょうがなく、買うに至りました。

まあ、確かに… 違うよね、美味しさがね…。

というわけで、購入しましたのはタイガーの炊飯器「TIGER MICOM RICE COOKER」。

「マイコム?」って何でしょうね? マイクロコンピュータの略でしょうか? それが何かは不明ですが、そんなことは別にどうでもいいです。

炊飯器市場には、上を見ればきりがないくらい数万円くらいのもあるんですね。

でも、うちはタイマーも不要だし、〇〇炊きだの〇〇炊きだのいろんな機能も不要だし、結果、購入したのは、ボタンが4つだけの超シンプル炊飯器。厳密には「ON/OFF」ボタンと、「保温」ボタンを入れて6つ)

画像はAmazonのサイトから。

4つのボタンは、白米、玄米、スチーム、スロークック、の4つ。

そのうち、スチームは、白米か玄米と同時にするので、単独で使用することはなくて、なので、使うのは3つのみ。

更に、3つの中の、スロークックは月に一回くらいと予想されるので、実際に使うのは、白米か玄米のどっちか。

さて、出来具合は、ですね。やっぱり寛容でした~、線まで水を入れたら、浸け時間が長かろうが短かろうが、お湯だろうが水だろうが、炊きあがりはいつも安定の出来具合で、普通に美味しいです。

もっと早くに買えば良かった…。

でも、半年経った今だから、もっと感謝できてるような、そんな感じです。超愛用です。

 ←価格もとてもお手頃。

さて、この炊飯器にはスチームも一緒に出来る容器がついています。

スチーム用のオレンジ色の容器をセットして、ご飯を炊くのと同時にさつま芋も一緒にクックします。生卵を置いてゆで卵にしたりもします。

スチームは、スチームボタンじゃなくて、普通に炊飯ボタンでご飯と一緒に「炊いて」ます。ちゃんとした使い方は、説明書にあるのでしょうが、何故か日本語が無かったので、捨ててしまいました。

玄米は一時間くらいで炊けます。白米はまだ炊いてないので次回にチェックします。なにせ説明書を捨ててしまいましたので…。

あるのは白米と玄米の目盛りのみ…。ちなみにこの玄米は、ちょっと長めのグレインの「ジャスミン」です。

そして、スロークッカー機能。

普通、スロークッカーと言うと、朝お鍋に材料をセットして出勤すると帰宅時にシチューが… とかそんな感じのスローさを想像しますよね?

まあ、そこまで長時間じゃなくても、4時間くらいかかっても別にいいか、という感じで、豚肉+キノコ+玉ねぎ+リンゴ、を入れました所、1,2時間して何気にちらっと見たら「あれ! 何? 既に『保温』に⁈ いつから⁈」という状態で…。

でも、もしかして、中味の水分に合わせてくれている?とも思いました。完成していたので…。「この水分じゃ、これ以上のクックは悪いが出来ないよ…」と炊飯器が「MICOM」的に良きに判断してくれたとか…。

でも、ちょっと笑えました。「スロー」の定義が…曖昧で!

説明書をさっさと捨ててしまった私が悪いですね。ボタン4つに説明書なんて要るか~、と思ってしまって…。

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