漫画を読んでた娘が「『とつくに』ってどういうイミ?」と聞いてきました。漫画は英語です。
「それって、ちっちゃい『つ』? 『とっくに』じゃなくて?」と聞き返したら、「ちっちゃい『つ』じゃない、フツーの『つ』。」と言います。
あ~、なんか、それ聞いたことある。今読んでる漫画のタイトルなんじゃない?
読んでいた漫画は、日本の漫画だけど英訳されているもので、英語のタイトルを「The Girl from the Other Side」と言います。
そして、日本名が「とつくにの少女」と言います。
Other Side、は、外の国、Countryという概念じゃなくて、敵と味方みたいな概念の『国』です。
というわけで、この場合の「と」は外様大名に使う時みたいな「と」かな、と思います。
人名でも、外山とか、外と書いて「と」と読みますね。
さて、漫画ですが、1巻と2巻は、最初から暗い感じですが、絵が独特なのが特徴です。
その中で、この異国の人間じゃない物体、人間じゃないけど、人間みたいな方が、この世界ではきっとイケメンであろうことは伝わってきます。
この方がイケメンチックじゃなかったら、読む気力も低下するというもの…。
この暗い内容の話を、娘が読むのはどうなんだろう、と心配してしまいましたが、それこそ過保護というものでしょうか。
まあ、じゃあ、お花畑みたいなお話ばかり読んでたらそれでいいのか、と聞かれると、それも違う気がするし…。
自分だって、楳図かずおの「カラスと美少女」とか、とんでもないグロい漫画も平気で読んでたではありませんか。(古い)
楳図かずおと、この漫画を比較すること自体、どうかと思いますが、それしか思い浮かばなかったので…。
それにしても、今、漫画って一冊こんなにするんですか?14ドルって高くないでしょうか!
英訳しているからかな?と思いましたが、日本円でも結構するようです。
でも、どうやら、5★評価の漫画のようです。