断捨離をするルールは2つだけ。
「使う物」か「好きな物」かのどちらか。
それで分別して、残った物も更に、また振り分けないと、まだまだ先は長い。
何故に断捨離が進まないのか。
それはそこに感情があり過ぎるからです。
断捨離は過去を清算する作業。私は過去をずーっと引きずっている、ということでしょう。
今日、長年使っていた、職業用ミシンが貰われて行きました。
このミシンには思い入れがあって…、機能的にも、とてもスムーズにジーンズやらカーテンやらオーガンジーやら、いろんなものを縫ってくれたミシンなので、ずっと私と一緒にいるのだと思っていたけど…。
人とお別れするみたいな気持ち。
でも、貰って行ってくれたのは、とても良い人で、運び出す時も細心の注意をはかってくれて、ミシンをとてもきちんとトラックに固定して、去る時、「何だか子供を送り出す気持ち」と言うと「大丈夫。大切にするから」と言ってくれました。
泣きそうになった。
裁縫はずっと私の心の友だったから…。
こういうことだから、断捨離は遅々として進まないわけなのです。
そういうわけで、断捨離を進めるコツは、出来るだけ感情論で考えない、極めて事務的に進める、ということでしょうか。