コロナワクチンの接種が世界中で進んでいます。
各国で、保存や搬送のための設備を整えたりする必要があって、なかなか一筋縄ではいかないコロナワクチンです。
ワクチンを打つ = その後コロナにかからない、と勘違いしている人は多いです。
インフルエンザワクチンだって、接種したとしてもインフルエンザにかからないわけではありません。ワクチンを接種することによって、体内で起こり得るサイトカインストームを防ぎ、感染が重篤化してしまうのをふせぐのが目的です。
このワクチンの主目的は、体内の免疫細胞を活性化させることです。
人間の身体は日々、外敵と戦っています。アレルゲンになる物体が体内に入る度に戦っています。
しかし、身体にとって、コロナウィルスは新しい敵で、認識するのに時間がかかるかもしれない。この速攻で敵と認識し戦うべきコロナウィルスという相手を、免疫細胞の記憶に刷り込む働きをするのがこの度開発されたコロナワクチンです。
https://twitter.com/aqua_cwcn/status/1364321672900218884?s=20
職場に薬局から薬剤師さんが出張でワクチンの接種に来てくださいました。
この日は朝からスタンバイして、いつでも接種可能な状態で薬剤師さんを待ちました。
私は列の最後でしたので、後に待っている人もいなくて、薬剤師さんにいろいろ聞くことができました。薬剤師さんが写真を撮っても構わないと言ってくれたので、写真も撮らせてもらうことができました。
このような薬が入った小瓶のことをバイアル(vial)といいます。
https://twitter.com/aqua_cwcn/status/1364320046932103171?s=20
ワクチンを接種した後は、CDC発行のカードを受け取ります。バイアルのLOT#も記載されていて、副作用等が起きた時は、どのバッチだったのかがわかるようになっています。
https://twitter.com/aqua_cwcn/status/1337675176935268352?s=20
上記のように書きましたが、これは医療従事者として反省しました。
私はこの患者さんと一緒にいたわけですが(車椅子を押していた)、このように質問される際、多くの人は不安を覚える筈で、下手に答えて診察を断られたらどうしよう、と思ってしまうと思うのです。
事前に「このように質問されると思うけど、正直に答えても診察には支障はないから大丈夫」というように伝えてあげることが出来ていたら、患者さんは不安を覚えることも無く、嘘をついてしまう必要も無かったのです。
https://twitter.com/aqua_cwcn/status/1337466066964901888?s=20
この頃は、医療従事者が最初の実験台にさせられる、という意識がありました。
体内にコロナウィルスを注入される的な恐怖感があったと思います。
不安というのは、とかく「わからない」ところから来ます。