■担任がいないアメリカの公立中学校での引きこもり #3

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全ての公立中学で担任がいないわけではありません。

現に、近くの中学校では担任制度があります。この場合は、朝、ホームルームにクラスが集まり、連絡事項等を伝えてから、各自が各教科(皆んなそれぞれ違う)の教室に移動、という形です。

日本では、生徒に何か問題があると、担任が主に対応にあたることになりますが、これを実際に担任の先生が自分の受け持ち教科の準備時間外にするのはとても大変なことだと思います。

しかも、クラスにそのような生徒が一人だけとは限りません。

男性の先生に相談をしている女子生徒のイラスト

アメリカでは、スペシャルEDの先生が、これを担当します。スペシャルEDの先生と聞くと、学習障害がある生徒の対応とか、何等かの障害を持つ生徒の対応とかを想像されると思いますが、それ以外にも、障害の範囲は広く、引きこもりの生徒の対応もこれに含まれます。

これらの生徒の対応にあたる学校側のスタッフは主にこんな感じです(学区やカウンティによって違いがあると思います)。

  • スペシャルEDの先生
  • カウンティからの心理セラピスト
  • 学校付の児童心理カウンセラー
  • 副校長、またはそれに準ずる人
  • スクールナース
  • 教科担任から一人(一つの教科の先生)
  • 学区域(スクール・ディストリクト)のオフィスから一人

この他にも、休んでいる間の特別臨時授業(個人)をしてくれる先生、カウンティからの派遣される家庭訪問スタッフ、などもいます。

日本では、生徒一人が引きこもりになると、これだけの人が果たして動いてくれるでしょうか。

それでいて、生徒が不幸にも自殺などを図ってしまった場合、やはり真っ先に責められるのは担任の先生です。

もっと、もっと、周りがいっぱい動いて欲しいです。

学校に行けない子供は、一人ぼっちで何をどうしていいのかわからず、とても辛いと思います。

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