■アメリカで引きこもりの子供が少ない理由その2 #195

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■義務教育でも、欠席、休暇、退学は可能

■影響(子供・学校)

■結論

先日、Twitterにて、下記投稿内容(#191)について「でも、実際は学校来てない子っていっぱいいるよ」というレスポンスがありましたので、書いてみたいと思います。

■アメリカで引きこもりの子供が少ない理由 #191

■義務教育でも欠席、休暇、退学は可能

アメリカはご存知の通り、州によって法律が違います。しかし、どの州にも、ある一定期間、及び一定ㇾベルの教育を子供に与える、という内容の法律があります。

公立の学校は、その州からの教育予算を受けており、子供1人あたり一日いくら、というお金をもらっています。子供が欠席すると支払われないと聞いているので、子供のアテンダンス(出席)には割とシビアです。

朝の1時限2時限あたりを欠席すると、11時頃に両親に連絡が入り、事前に連絡していない場合は、「親は把握していますか?理由は何ですか?」という内容で聞かれます。

病欠を含め、欠席はいろいろな理由で法的にも認められます。どのような時に認められるか、は様々ありますが、これに従い、子供は学校を単発、短期、長期で欠席したり、また退学をしたり出来ます。

しかし、れっきとした理由が無い場合、そこには教育を与えない親の虐待なども有り得るわけで、学校側はそれを知った場合は、やはり関係機関に通報せざるを得ない場合もあります。

■影響

子供が欠席を繰り返した場合、その後どのような影響がでるでしょうか。これはリモート授業でも同じです。

まず、課題の提出がおろそかになる可能性が高くなります。課題の提出は成績の大半を占めると言って良いくらい大切です。また、クイズ(小テスト)や定期テストを受けるのを逃してしまいがちです。テスト範囲は、たいていオンラインで知らされていますが、出題範囲なども聞き逃すでしょうから、成績にも響きます。

成績は、退学の大きな要因です。しかし、法律によって、そのまま退学させてもらえない場合も多く、その場合は、他所で開いている、退学者用教育施設に送られたりします。義務教育のレベルを修了しないといけませんので、そこに一定期間入って勉強し、卒業にこぎつけることになります。

また、大学へ行く可能性も低くなるので、それらを総合すると学校自体のレベルが低下します。ドロップアウト率、大学進学率は、新聞に全部掲載されますので、それによって、その地域の地価も変動します。

高ドロップアウト率 ✙ 低大学進学率となれば、その学校がある地域の地価が下がります。地価が下がると、学校内外での犯罪率も上がります。よって、学校はセキュリティを雇わなければいけない。その学校へ入学したい生徒数も減りますし、その結果、州からの予算も少なくなります。

ほとんどの学校では、これら悪影響を防ぎたいので、ちゃんとした学校であれば、出席率に対してはおのずと厳しくなります。

■結論

「来ていない子がいっぱいいる学校」は、それなりの規定を満たさせて自由にさせているか、又は、ちゃんとしていない学校、という事になるでしょう。それだけでは、良いとも悪いとも言えないし、Twitterの140字では説明しきれなくて誤解を招く可能性も高かったので、こちらに書きました。参考にしていだたけたら嬉しいです!

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