■「エリクソンの発達段階」誰もが通る道 #182

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看護の勉強の中に「エリクソンの発達段階理論 (Erikson’s psychosocial developmental stages)」というのがあります。

人間の発達段階を、大体の年齢別に、下記のとおり8段階に分けて説明された「理論」です。

それぞれ、クリアすべき心理的な課題と、それをクリアしなかった際に陥ってしまうかもしれない心理的リスクが明記されています。

この発達段階において、もし、段階の一部が、いまひとつ達成されていなくても、その人は、心身ともに成長していくわけなのですが、その今一つ達成されていなかった場所は、その後の人生で見えない心の足かせになってしまう可能性があります。

赤ちゃんの時の親との信頼関係が、きちんと確立されていなくても、その赤ちゃんは、成長して小学校、中学校、高校、大学、と進み、社会人になるでしょう。

しかし、その確立されるべき時に確立されなかった大人との信頼関係が根底にある限り、その後の人生における、クリアすべき心理的課題の達成に苦労する可能性が高いです。

では、そのような過去がある人は、老年期の、人生のまとめとも言えるべき自己の統合まで行き付くことが出来ないのでしょうか。

そんなことはありません。可能です。可能なのですが、自己の統合のゴールが歪んだものにならないために、過去の、きちんと確立されなかった箇所をどこかでちゃんとやり直す必要があります。

その時、すでに親はいないかもしれない。でも、親に代わるべき、信頼関係を築ける周りの誰かがいてくれることがキーです。

そう言った意味では、人生はやり直せます。やり直すのは大変だけど、それも人生ですよね。

最初からスムーズな人生だけが、「いい人生」というわけじゃない。

何故にこのような話題を挙げたかったかと言うと、我が家が今、3段階目くらいをやり直しているからです。自己の体験から、本当にそうなんだ、と実感します。

これは頂いたチャンスなんだと感じています。

mind map

Mind Map

エリクソンの発達段階

1)Infants (出生~1歳半):trust vs mistrust(信頼と不信)主に赤ちゃんと親との信頼関係ですね。

2)Toddlers (1歳半~3歳):autonomy vs shame & doubt (自律性 vs 恥・疑い)

3)Preschool (3歳~6歳):Initiative vs guilt (積極性 vs 罪悪感)

4)Childhood (6歳~12歳):Industry vs inferiority(勤勉 vs 劣等感)

5)Adolescence (13歳~18歳):  Identity vs role confusion (アイデンティティの確立 vs 役割の混乱)

6) Young adult (19歳~40歳) : Intimacy vs isolation (親密性 vs 孤立)

7) Middle adult foot (49歳~65歳) : Generativity vs stagnation (世代性 vs 停滞)

8) Seniors (65歳以上) : Ego integrity vs despair (自己の統合 vs 絶望)

(上記年齢は大体の目安です。何歳頃、となります)

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